◆【映画】『ワンダーウーマン』(2017年)の作品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 監督 | パティ・ジェンキンス |
| 脚本・原案 | アラン・ハインバーグ |
| 原案 | ザック・スナイダー、ジェイソン・フュークス |
| 原作 | DCコミックス |
| 出演 | ガル・ガドット、クリス・パインほか |
| 配給 | ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ |
| 公開 | 2017年 |
| 上映時間 | 141分 |
| 製作国 | アメリカ、中国 |
| ジャンル | アクション、ヒーロー、ファンタジー |
| 視聴ツール | U-NEXT、吹替、自室モニター、nwmヘッドフォン |
| 前作 | スーサイド・スクワッド |
| 次作 | ジャスティス・リーグ |
◆キャスト
- ダイアナ/ワンダーウーマン:ガル・ガドット 代表作『ワンダーウーマン 1984』(2020年)
- スティーブ・トレバー:クリス・パイン 代表作『スター・トレック』(2009年)
- アンティオペ将軍:ロビン・ライト 代表作『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994年)
- ヒッポリタ女王:コニー・ニールセン 代表作『グラディエーター』(2000年)
- パトリック・モーガン卿/アレス:デヴィッド・シューリス 代表作『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004年)
◆あらすじ
『ワンダーウーマン』(2017年)は、DCコミックスを代表する女性ヒーロー、ワンダーウーマンの誕生と成長を描いたアクション映画です。物語の主人公は、外界から隔絶された神秘の島セミッシラで育ったアマゾン族の王女ダイアナ。幼い頃から戦士になることに強い憧れを抱いていた彼女は、母ヒッポリタ女王の反対を受けながらも、叔母アンティオペのもとで厳しい訓練を重ね、並外れた力を身につけていきます。

そんなある日、島の近くに一機の飛行機が墜落します。ダイアナは、海に沈みかけたパイロット、スティーブ・トレバーを救出しますが、彼を追ってきた兵士たちが島へ上陸したことで、平和だったセミッシラは戦場へと変わってしまいます。スティーブから外の世界で大きな戦争が起きていることを聞いたダイアナは、その悲劇の裏には戦いの神アレスがいると考えます。
人間界を救うため、そして戦争を終わらせるため、ダイアナはスティーブとともに島を旅立ちます。初めて訪れるロンドンの文化や常識に戸惑いながらも、彼女は自分の正義を信じて戦場へ向かいます。本作は、無垢な理想を抱くダイアナが、人間の世界の現実と向き合いながら、真のヒーローへと成長していく姿を描いた作品です。
ここからネタバレありです
ダイアナは、毒ガス兵器を開発するイザベル・マル博士と、それを戦争継続に利用しようとするルーデンドルフ総監を止めるため、スティーブたちと前線へ向かいます。戦場で苦しむ人々を見たダイアナは、命令や作戦を無視して無人地帯へ飛び出し、圧倒的な力で敵陣を突破します。その姿は兵士たちに勇気を与え、占領されていた村は解放されます。
しかし、ルーデンドルフは新型毒ガスを村に使用し、多くの人々が命を落とします。怒りに燃えたダイアナは、彼こそが戦争を操る神アレスだと確信し、ついにルーデンドルフを倒します。ところが、彼を倒しても戦争は終わりません。ダイアナは、人間の争いが単純に神の仕業ではないことを知り、深く失望します。
その直後、支援者だと思われていたパトリック・モーガン卿が、真のアレスとして姿を現します。アレスは、人間は愚かで争いを好む存在だと語り、ダイアナに人類を見捨てるよう迫ります。一方、スティーブはロンドンへの毒ガス攻撃を阻止するため、自ら輸送機に乗り込み、空中で爆発させて命を落とします。

スティーブの犠牲と愛を思い出したダイアナは、人間には悪だけでなく善もあると悟ります。そして、人間の弱さを知ったうえで、それでも守る道を選びます。真の力に目覚めたダイアナはアレスを倒し、やがて戦争は終結します。現代のダイアナは、スティーブとの記憶を胸に、人間を守り続けることを誓うのでした。
◆考察と感想
『ワンダーウーマン』を観てまず感じたのは、単純に「強い女性ヒーローが敵を倒す映画」ではないということです。もちろん、ダイアナが戦場で盾を構え、銃弾を受け止めながら前へ進んでいく姿は圧倒的にかっこいいです。特にノーマンズランドを突破する場面は、本作の象徴と言っていいと思います。誰も進めない、誰も助けに行けないと諦めている場所に、ダイアナだけが真っすぐ進んでいく。あの場面は、ヒーロー映画としてかなり熱いです。
ただ、俺がこの映画で一番印象に残ったのは、ダイアナの強さよりも、彼女の「信じる力」です。ダイアナはセミッシラという閉ざされた島で育ち、人間の世界をほとんど知りません。だからこそ、最初はかなり純粋です。戦争はアレスが起こしている。アレスを倒せば人間は正気に戻り、世界は平和になる。そう信じて外の世界へ飛び出していきます。
でも、現実はそんなに単純ではありません。人間は誰かに操られているだけではなく、自分たちの欲望や怒り、恐怖によって戦争を続けている。ダイアナがルーデンドルフを倒しても戦争が終わらなかった場面は、彼女にとって大きな絶望だったと思います。自分が信じていた答えが間違っていたと突きつけられるわけです。ここが本作の面白いところです。

momoko
「女性がヒーローってのも良いのよね。紅一点って良いじゃない。」

yoribou
「男やもめにウジが沸くやん。」
普通のヒーロー映画なら、悪役を倒して終わりでも成立します。しかし『ワンダーウーマン』は、悪の正体を一人の敵に限定しません。アレスは確かに存在しますが、人間の中にも悪はある。嫉妬、憎しみ、支配欲、暴力性。そういうものが人間の中にあることを、ダイアナは初めて知ります。ここで彼女は、人間を守る価値があるのかという根本的な問いにぶつかります。
この映画が良いのは、そこでダイアナが人間に完全に失望して終わらないところです。スティーブの存在が大きいです。スティーブは完璧な人間ではありません。嘘もつくし、戦争の中で汚い現実も知っています。それでも最後には、自分の命を犠牲にして多くの人を救おうとします。人間には醜さもあるけれど、それでも誰かを守るために命を懸ける人もいる。その姿を見たからこそ、ダイアナはもう一度人間を信じることができたのだと思います。
俺はこの部分がかなり好きです。人間は善か悪か、単純に分けられる存在ではありません。弱いし、間違えるし、時には残酷なこともします。でも、その一方で、誰かのために行動できる優しさや勇気も持っている。ダイアナが最後に選んだのは、「人間が正しいから守る」ではなく、「人間は不完全だけど、それでも守る価値がある」と信じることです。この考え方が、ワンダーウーマンというヒーローの本質なのだと思います。

ガル・ガドットの存在感も非常に大きいです。強くて美しいだけではなく、世間知らずな純粋さ、怒り、悲しみ、愛情までしっかり表現しています。ロンドンでの文化の違いに戸惑う場面は少し可愛らしく、戦場に立つ場面では一気に神話的なヒーローになる。このギャップがダイアナの魅力を引き立てています。
一方で、少し気になった点もあります。終盤のアレスとの戦いは、映像的には派手ですが、少し普通のCGバトルに寄りすぎた印象もあります。個人的には、ノーマンズランドの場面や村を解放する場面のほうが、心に残るアクションでした。終盤は神同士の戦いになってしまうので、少し感情よりも映像の派手さが前に出た感じはあります。
それでも、作品全体としてはかなり完成度が高いです。神話、戦争、ヒーロー誕生、ラブストーリーをうまく組み合わせていて、ダイアナがなぜ人間を守るヒーローになったのかがしっかり伝わります。特に、スティーブとの関係はただの恋愛ではなく、ダイアナが人間を信じる理由そのものになっています。だからこそ、彼の死は重く、ラストの覚醒にも説得力があります。
『ワンダーウーマン』は、強さとは何かを考えさせる映画です。力で敵を倒すことだけが強さではありません。現実を知っても、裏切られても、失望しても、それでも誰かを守ると決めること。それこそが本当の強さだと感じました。俺としては、アクション映画として楽しめるだけでなく、ヒーローの精神性までしっかり描いた良作だと思います。
人間の弱さを知っても、それでも信じて守る。
『ワンダーウーマン』で印象的だったのは、ダイアナが圧倒的な力で敵を倒すだけではなく、人間の弱さや醜さを知ったうえで、それでも守る道を選ぶところでした。
セミッシラで育った純粋な王女が、戦争という現実に触れ、正義とは何か、愛とは何かを学んでいく流れに、本作の大きな魅力があります。
もし本作のように、強大な力を持つ存在が自分の使命に目覚め、人間社会の中で戦うヒーロー映画が好きなら、次の2作品もおすすめです。
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◆モテ男目線での考察
モテ男目線で見ると、ダイアナの魅力は「強さ」と「純粋さ」の両立にあります。自分の信念を持ち、誰かが困っていれば迷わず前に出る。その姿勢は、男女関係なく人として惹かれる部分です。一方で、スティーブもただ守られる男ではなく、最後は自分の役割を果たして命を懸けます。ダイアナに見合う男として、口先ではなく行動で示したところが格好いいです。結局、モテる男に必要なのは、強い女性を支配することではなく、尊重し、隣で覚悟を見せることだと感じます。
◆教訓
人間の弱さや醜さを知っても、それでも誰かを信じて守ろうとする強さこそ、本当のヒーローの力である。
◆評価
| 項目 | 点数 | コメント |
|---|---|---|
| ストーリー | 18 / 20 | ダイアナが真のヒーローへ成長していく流れが見応えがあります。 |
| 演技 | 18 / 20 | ガル・ガドットの強さと純粋さを感じる演技が魅力です。 |
| 映像・演出 | 18 / 20 | ノーマンズランドの突破シーンは特に印象的です。 |
| 感情の揺さぶり | 18 / 20 | スティーブの自己犠牲とダイアナの選択に胸を打たれます。 |
| テーマ性 | 18 / 20 | 人間の弱さを知っても守るというテーマが力強いです。 |
| 合計 | 90 / 100 | ヒーロー誕生、神話、戦争、愛をバランスよく描いた完成度の 高いDC映画です。 |
◆総括
『ワンダーウーマン』(2017年)は、ただ強い女性ヒーローが敵を倒すだけの作品ではなく、ダイアナが人間の弱さや醜さを知りながらも、それでも人間を信じて守る道を選ぶ物語です。
セミッシラで育った純粋な王女が、戦争という過酷な現実に触れ、正義とは何か、愛とは何かを学んでいく流れには大きな見応えがあります。特に、ノーマンズランドを突破する場面は、本作を象徴する名シーンであり、ダイアナの勇気と信念が強く伝わってきます。
ガル・ガドットの存在感も抜群で、強さ、美しさ、純粋さを兼ね備えたワンダーウーマン像を見事に作り上げています。終盤のCGバトルにはやや好みが分かれる部分もありますが、ヒーロー誕生の物語としては非常に完成度が高い作品です。
人間は完璧ではありません。それでも守る価値があります。そんなメッセージを、アクションと神話的な世界観の中で力強く描いた、DC映画の中でも印象に残る一作です。
神話と戦場の迫力は、大きく美しい画面でこそ映える。
『ワンダーウーマン』で印象的だったのは、セミッシラの美しい風景と、第一次世界大戦の重い戦場描写の対比です。
特に、ダイアナがノーマンズランドを突破する場面は、画面の迫力がそのまま感動につながる名シーンでした。小さな画面でも楽しめますが、できれば大きく見やすい画面で観たくなる作品です。
最近はスマホで映画や動画を観る時間も増えていますが、画面の広さや発色の良さがあると、アクションの迫力や細かい表情までしっかり楽しめます。
俺自身も、移動中やちょっとした空き時間に映画情報や動画を見ることがあるので、折りたたみスマホの大画面はかなり魅力的だと感じます。
『ワンダーウーマン』のような映像美とアクションを、スマホでも大きな画面で楽しみたい方は、OPPO Find N6 もチェックしてみてください。

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