◆映画『ジョーカー』の作品情報
- 【原題】Joker
- 【監督・脚本・製作】トッド・フィリップス
- 【脚本】スコット・シルヴァー
- 【原作】ボブ・ケイン、ビル・フィンガー、ジェリー・ロビンソン
- 【出演】ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ 他
- 【配給】ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ
- 【公開】2019年
- 【上映時間】122分
- 【製作国】アメリカ
- 【ジャンル】サイコロジカル・スリラー、クライムドラマ
- 【視聴ツール】Amazon Prime、吹替、自室モニター
◆キャスト
- アーサー・フレック/ジョーカー:ホアキン・フェニックス 代表作『グラディエーター』(2000年)
- マーレイ・フランクリン:ロバート・デ・ニーロ 代表作『タクシードライバー』(1976年)
- ペニー・フレック(アーサーの母):フランセス・コンロイ 代表作『アメリカン・ホラー・ストーリー』(2011年〜)
- ソフィー・デュモンド(隣人の女性):ザジー・ビーツ 代表作『デッドプール2』(2018年)
- トーマス・ウェイン:ブレット・カレン 代表作『ダークナイト ライジング』(2012年)
◆あらすじ(ネタバレなし)
舞台は1980年代のゴッサム・シティ。街は貧困と暴力にあふれ、社会の分断が進む中、アーサー・フレックという男が生きています。アーサーは昼間はピエロとして働きながら、夜はスタンダップ・コメディアンとして成功することを夢見ています。しかし、彼の日常は困難の連続。精神的な持病を抱え、生活もままならない中で、社会からの冷たい視線や無理解にさらされていきます。
アーサーは決して生まれついての悪人ではなく、むしろ人一倍、人とのつながりや優しさを求めていた人物です。しかし、彼が直面するのは暴力、嘲笑、そして無関心という現実。少しずつ、彼の中で何かが壊れ始めます。
本作は、アメコミのヴィラン「ジョーカー」の誕生を描きながら、現代社会に潜む疎外感や格差、精神疾患に対する無理解といったテーマを内包しています。ホアキン・フェニックスの圧倒的な演技力とともに、観る者に強烈な問いを投げかける人間ドラマです。
◆ここからネタバレありです
ネタバレあらすじを読む
ある日、職場で銃を受け取ったアーサーは、地下鉄で自分を嘲笑った男たちを射殺してしまいます。この事件がメディアで報道されると、彼は「仮面の男=ジョーカー」として知られる存在になっていきます。
社会の混乱と格差に怒る市民たちは、ピエロの仮面を象徴に反体制運動を始め、ゴッサムは暴動へと発展。アーサー自身も“自分の存在意義”をようやく見出したかのようにジョーカーというキャラクターを確立させていきます。
やがてアーサーは、尊敬するテレビ司会者マーレイ・フランクリンの番組に出演する機会を得ますが、ここで彼は衝撃的な行動に出てしまいます。その結果、街は完全にカオスと暴力に包まれ、アーサー=ジョーカーは一人の男から“象徴”へと変貌を遂げるのです。
💭 考察と感想(俺目線)
💋 モテ男目線の一言
人の心の闇を理解しようとする姿勢こそ、魅力につながる。『ジョーカー』を観たあと、表面だけじゃなく“背景にある孤独”に気づける男はモテる。会話でこの映画を挙げて、感情の機微を語れるやつは一目置かれる。共感力のある男は、やっぱり強い。
◆教訓・学び
他人の“見えない孤独”に気づける男は、静かにモテる。
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◆評価
項目 | 点数 | コメント |
---|---|---|
ストーリー | 18 / 20 | メリハリがしっかりして、話の流れは掴みやすかった。 |
演技 | 19 / 20 | ジョーカー役のホアキン・フェニックスの一人芝居のようだったが、彼の演技は素晴らしかった。 |
映像・演出 | 18 / 20 | 雰囲気で、その時のジョーカーの心境が分かるくらい、素晴らしく合っていた。 |
感情の揺さぶり | 19 / 20 | 何とも言えないホアキン・フェニックスの細かな心境、揺れ動く感情が伝わって来た。 |
オリジナリティ・テーマ性 | 19 / 20 | オリジナリティーは有るでしょ。十二分に。 |
合計 | 93 / 100 | これまた名作を観てしまったと言う喜びの気持ちにあふれている。 |
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