🌹 映画コラム集
1-1 映画コメンテーターの系譜
古くは淀川長治から、新しいところではLiLiCoや町山智浩などがいるが、どれも独自のスタイルと視点を持っているもの。
淀川は温かくも深い映画愛に満ちた語り口で知られ、「さよなら、さよなら、さよなら」の決め台詞が今も語り継がれている。
一方、町山智浩はアメリカ在住という立場から、社会背景を絡めた鋭い分析が特徴的だ。
LiLiCoは映画の魅力を明るく親しみやすく伝えるスタイルで、エンタメの入り口としての役割を担った。
各々が特徴を持って、それをこれでもかとやってくる。
その最中や、それ以降、時代ごとに求められる“映画の語り手像”が変化していることも、この系譜を眺める面白さだ。
1-2 映画とモテの深い関係
🌈 エンタメと個性の “多様性期”
映画の語り手に多様性が生まれた現代。LiLiCoはその象徴的存在で、明るくエンタメ感あふれる語りで新たなファン層を生んだ。
🎬 セクション2:多様性とエンタメ
映画評論が専門家から広がり、今では俳優・芸人・アナウンサー・音楽家も語り手となる時代。多彩な立場から多様な視点で語ることで、よりカジュアルな映画批評が生まれている。
名前 | 活動時期 | 特徴・スタイル |
---|---|---|
LiLiCo | 2000年代〜 | 明るくポップな語り口で初心者にも分かりやすい。映画祭やTVでも活躍。 |
町山智浩 | 2000年代〜 | アメリカ在住の映画評論家。社会背景に切り込む鋭い評論。 |
宇多丸 | 2007年〜 | ラップグループ「ライムスター」所属。TBSラジオを中心に活躍。緻密な分析と文化的視点が特徴。 |
有村昆 | 2010年代〜 | 映画プレゼンやクイズなどマルチに展開。圧倒的知識量。 |
三谷紬 | 2020年代〜 | テレビ朝日のアナウンサー。YouTubeや配信で発信。 |