映画鑑賞の環境【俺の一軍】〜音の装備は“イヤホン派”です〜

映画コラム

かつてはFC2でブログを書いていた俺も、今ではWordPressに腰を据えて、映画と暮らしの記録を続けている。色がおかしいとか、配置がおかしいとか、自分の記事にダメ出しをしながら、少しずつ理想の形に近づけてきた。

そんな俺が、映画を観るときに“絶対に外せない”のが、音響環境だ。スピーカーも悪くない。けれど、深夜に一人、部屋を暗くして映画を観るあの時間——あれは、他人と共有できない自分だけの特別な時間。その世界に入り込むには、イヤホンの存在が欠かせない。

🎧 AirPods第4世代|没入の“主戦力”

俺の主力は、AirPods(第4世代)。ノイズキャンセリング搭載、価格は約3万円。高いと思うかもしれないが、この没入感は金額以上の価値がある。

カナル型なので外音は一切カット。まるで映画の中に入り込んだような感覚になる。台詞のひとつ、BGMの余韻、細かな効果音まで、すべてがクリアに耳に届く。

ただ、映画に没頭していると現実から完全に切り離されるのが難点。ある晩、リビングからおやつを持ってきた家内に全く気づかず、3回目の“無視”で小言を食らった。

ちなみにこの時、観ていたのは昔の邦画。スクリーンに没頭しながら、唐揚げの匂いがうっすらと漂ってきて、「ああ、匂いは届くけど気配は届かないのか」と、妙に哲学的な気持ちになった。映画と現実の境界線って、匂いなんじゃないか? なんて、変なことを考えながら観終えた。

👂 Soundcore AeroClip|生活に寄り添う“新戦力”

そうした反省(?)もあり、最近新たに導入したのが、Anker製「Soundcore AeroClip」。価格は約1万8千円。耳を塞がないオープンイヤー型のイヤホンだ。

このモデルの良さは、“聴こえるべき音”だけでなく、“聴こえていてほしい音”も拾えるところ。家族の足音やインターホン、風の音まで、映画と共存できる。

そして何より、家内の唐揚げ搬送にもきちんと反応できた。これは大きい(笑)。

🎥 まとめ|音にこだわる。それも映画の楽しみ方

映画は“観るもの”であり、“聴くもの”でもある。AirPodsのような没入型か、AeroClipのような共存型か。それぞれに役割がある。

映画に集中したいときはAirPods、生活の中で“ながら観”したいときはAeroClip。どちらも俺の一軍。これが、俺なりの映画の楽しみ方だ。

さあ今夜はどっちを使おうか。映画の内容より、まずイヤホンを選ぶ自分にちょっと笑ってしまう。

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