【MLB】今永昇太、緊急降板――左太もも裏の負傷で戦線離脱か?今後に不安も

スポーツ

2025年5月4日(日本時間5日)、シカゴ・カブスの今永昇太投手がブルワーズ戦に先発し、6回途中で緊急降板するというショッキングな出来事が起こりました。負傷箇所は左太もも裏。試合中のプレーでのアクシデントであり、球団は精密検査を行う方針を示しています。

■ 今永昇太とはどんな選手か?

今永昇太(いまなが・しょうた)は1993年9月1日生まれ、福岡県北九州市出身のプロ野球選手。左投左打の先発投手として知られ、緻密な制球力と鋭いスライダーを武器とする技巧派のサウスポーです。

高校は福岡県立北筑高等学校、大学は駒澤大学へ進学。2015年のドラフトで横浜DeNAベイスターズから1位指名を受けて入団。プロ入り後は1年目から先発ローテーションに加わり、安定した成績を残しました。

2023年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では日本代表として優勝に貢献。オフにはポスティングでメジャー挑戦を表明し、2024年からシカゴ・カブスでプレーしています。

■ MLBでの快進撃

メジャー1年目の2024年、今永は29試合に先発し、15勝3敗、防御率2.91、174奪三振という見事な成績を記録。ナ・リーグのサイ・ヤング賞投票では5位に入るなど、デビューイヤーから輝かしい実績を残しました。

2025年シーズンも好調で、5月4日時点で7試合に登板し、3勝1敗、防御率2.77をマーク。日本とアメリカのファンを魅了する存在になっています。

■ ブルワーズ戦での緊急降板

5月4日(日本時間5日)のブルワーズ戦に先発した今永は、6回1死一、二塁の場面でイエリチの一塁ゴロに反応し、一塁ベースカバーに入った際にアクシデントが発生。

走り込んだ直後に左太もも裏を押さえてうずくまり、苦悶の表情を浮かべました。球団スタッフや通訳が駆け寄り、そのまま自力でマウンドを降板。6回途中まで84球を投げ、無失点の好投中での緊急事態でした。

試合後、「前兆は全くなかったので、すごくショックです。初めての箇所なので、明日チェックしないと何が起こっているか分からない」と語り、5日(同6日)に精密検査を受けると発表されました。

■ 実は前回登板でもアクシデント

今永は前回登板となった4月29日(日本時間30日)のパイレーツ戦でも、6回途中で両脚の痙攣により降板しています。連戦の疲労や気候条件が影響している可能性もあり、2試合続けての異変に周囲も不安を募らせています。

■ 今後への影響と復帰時期

今永の離脱は、カブスの先発ローテーションにとって大きな痛手です。開幕からチームを牽引してきたエース格の不在は、他の投手陣にも大きな影響を及ぼすでしょう。

ハムストリング損傷の程度によっては、数週間~数ヶ月の離脱もあり得るため、球団の判断とリハビリプランが注目されます。

■ ファンの声とエール

SNSでは「軽症であることを願う」「今永の投球が見られないのは残念」「無理せずしっかり治して戻ってきてほしい」といった声が多数。日本のファンにとっては、WBCの英雄であり、メジャーで戦う姿は希望そのものです。

今後の精密検査の結果を待ちつつ、一日も早い回復と復帰を心から願います。

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